今回の記事はdカードを作る時に国際ブランドはVISAとMASTERCARDはどちらを作るべきなのか?
どちらが正解なのかズバリ決着をつける為に比較してみます!
dカードを最初に作る時の選択肢ではVISAかMASTERか選んで下さいと、何も説明がないまま選択を強いられます。
私も何が何だかわからずに適当に選んでいました。
あなたも多分よくわからないので、調べるためにこの記事を検索してきたのでしょう。
「VISAでもMASTERでもぶっちゃけ大差なんてねーだろ!」とよく調べないままノリで選ぶ人がほとんどです。
しかし実はこの時の最初にVISAを選ぶかMASTERCARDを選ぶかで、その後dカードを生かすか殺すか程圧倒的な差が生まれる事が判明しました!
「VISAとMASTERCARDではどっちでも同じです。」というネット上のカスみたいなブログがありますが信用してはいけません。
ハッキリ言わせてもらうと「馬鹿野郎全然違うわボケ!」と言いたくなります。
これは今からdカードを作ろうとしているあなたに、失敗する前に是非お伝えしたい事実です。
片方作って一度後悔して作り直した私が、どっちがオススメできないのかズバリお伝えします!
え?VISAもMASTERもどっちも同じなんじゃないの?
それが、わしが実際に使ってみた所全然違うのじゃ!
結論!まずはVISAとMASTERの違いとは?
今回の記事のテーマであるVISAとMASTERどちらが良いのか?
という事ですが、何が違うのかまずはいきなり結論から説明します。
2つの国際ブランドの差を見ていきましょう。
VISAの特徴
・MASTERを他のカードで既に持っているなら不要
・アメリカで支払いに強く、対応しているATMに強い
・日本で対応する店舗がVISAより多い
MASTERの特徴
・VISAを他のカードで既に持っているなら不要
・ヨーロッパの支払いに強く、対応しているATMが多い
・日本で対応する店舗がVISAより少ない
・suicaとApplePayが電子マネーとして使える
このように2つの国際ブランドの差が出ます。
大きな違いはズバリ決済方法で、電子マネーのsuicaとApplePayがMASTERには付いています。
他には日本国内で利用できる飲食店やサービス店がVISAの方が多いです。
私の普段利用する地元の居酒屋ではMASTERが使えないと所も多いです。
Applepayで支払うか、suicaで支払うか国際ブランドにより異なってくるのです。
へー!私は旅行でイタリアとかフランスに将来行ってみたいけど、VISAはダメなの?
辞めとけ!
わしの実体験じゃがヨーロッパ10ヶ国を練り歩いた時にVISAはATMでお金も出金できずに使い物にならんかったぞ!
逆に旅行に行くならハワイやニューヨークのようなアメリカに行くのが好きならMASTERです。
他にもsuicaがあるので電車に乗らない人、そしてiPhoneではなくandroidを使う人にとってはApplePayなど使わないので無用の長物になってしまいます。
これらの結論をまずは見てあなたがどちらの国際ブランドを持つべきなのか?
あなたの生活に合わせて選びましょう。
VISAとMASTERの違いの注意点とは?
VISAとMASTERについてさらに詳しく分析すると大きく4つの違いがありました。
・アメリカとヨーロッパ圏で使い勝手が分かれる
・VISAの方が日本では利用できる店舗が多い
・作った後に解約しないとブランド変更不可能
大きく見るとこのような差になります。
特に目立つ点は一度dカードを国際ブランド片方を選んで作ってしまうと、途中でブランドを切り替えたり2枚目を追加で発行する事が出来ません。
もう一度最初からdカードを作り直す必要があり番号も変わってしまいます。
また、iPhoneを持っているのであれば是非活用したいApplePayですが、VISAを選んでしまうとその機能が使えず、せっかくのiPhoneが台無しになります。
このように、ここから先はdカードでVISAやMASTERを選択した場合、さらに細かく注意しなければいけない事は何か?
2つのブランドのメリット、デメリットを見ていきましょう。
まずはMASTER、その次にVISAを見ていくぜ!
MASTERを選んだ場合のメリット
MASTERを選んだ場合のメリットは何か?
まずはMASTERについてザっと見てみましょう。
・ApplePayとsuicaで支払いが可能!
・ヨーロッパでATM入出金やお店の支払いが強い
すごーい、世界2位なんだ!じゃあ1位はどこ?
世界1位はVISAカードじゃ!
1つ1つメリットを見ていくぞ
世界で2番目のクレジットカード会社
MASTERの世界のシェア率はニルソンレポートによると31.7%の世界シェアを誇っているという数字が出ました。
つまり世界の3割のクレジットカード国際ブランドがMASTERなのです。
2番じゃダメなんですか?という政治家もいましたが、使っていくのは十分なレベルでしょう。
ApplePayとsuicaで支払いが可能!
何と言ってもMASTERの方を選択すれば、suicaで支払いやチャージが出来る点です。
これはVISAにはできない機能なので首都圏で電車通勤の人には必須でしょう。
dカードでもポイントがガンガン貯まります。
また、ApplePayにオンライン決済の対応をしているのも評価できる点です。
国際ブランド | VISA | MASTER |
ApplePayでお店で支払う | 〇 | 〇 |
ApplePayでiPhoneのアプリ内で支払う ApplePayでネットショッピングで支払う |
× | 〇 |
ApplePayにチャージする | × | 〇 |
dカードには限らない話ですが、ApplePayは街のお店ではVISAでもMASTERでも対応して支払い可能です。
ただしiPhoneのアプリ内などで支払う事が出来るのはMASTERだけなんです。
またネットショップで買い物した際も、ApplePayで支払う事が出来るのはMASTERだけ!
ApplePayを使いガンガン支払いに使うという事ならVISAよりMASTERが良いでしょう。
ヨーロッパでATM入出金やお店の支払いが強い
海外旅行や留学や住んでみると、どうしても必要なのが日本からの入出金のやりとりです。
私が行ったドイツ、スイス、イタリア、フランス、スペイン、オランダ、ルクセンブルク、等の国では街中のATMでお金を出し入れしますが、ほぼ9割以上はMASTERブランド付きのカードで入出金出来ました。
下の写真はドイツにある小さなパン屋でしたが問題なくMastercardが使えました。
そもそもMASTERはアメリカの会社ですが、1990年にヨーロッパの展開に力を入れたため、VISAよりも知名度がヨーロッパでは上になるのです。
MASTERカードを選んだ場合のデメリット
MASTERを選んだ場合に降りかかるデメリットとは何か?
それが次の通りでした。
1.使えるお店がVISAより少ない
2.アメリカで力を発揮しない
使えるレストランやサービス店がVISAより少ない
まず1つ目のデメリットは、VISAと比べても日本国内で使える飲食店やサービス店が圧倒的に少ないという事です!
都内のレストランやホテル、雑貨屋やラーメン屋ならバンバン使えて苦労する事は無いと思っていました。
しかし都内のとあるアパレルショップではMASTERに対応してないとか、この前行った郡山の居酒屋ではVISAはやってるけどMASTERはやってないよと言われました。
その時は一緒にいた知人にお金を借りて助かりましたが、支払う事が出来ず恥ずかしかったです。
ただし、世界的な国際ブランドですからに使えるお店は多いと先入観を持っていましたが、やはり日本ではVISAの方が支払うお店が多いです。
日本ではこれ以外は他に目立つようなデメリットは無かったです。
やはりアメリカでは弱い
そして2つ目はヨーロッパの逆にアメリカで使えないお店ATMが多いです。
アメリカ発祥のはずなんですが、やはり二番手でヨーロッパに力を入れていった事もあり、VISAには負けています。
実はアメリカだけではなく、私の体験談ですがMASTERはアジアも使えない事を痛感しました。
インドネシアに行った時ですが、MASTERが使えるATMを探しましたが見つからなかったのです。
しばらくして見つけましたが、道路に面して人通りが多く危険な所にATMがありました。
バイクがゴーゴーと行きかう中にATMがあるので、現地人のバイクのひったくり狙われたらお終わりです。
さらにアMastercardが使えないのと身の危険を感じで、安全な場所でしたが20分程待たされて外貨両替所に並んだりしました。
マジでストレスで、「旅行中に何でこんな事しなきゃいけないんだ?」と憤慨しました。
VISAに対応するATMは沢山ありましたので、アメリカやアジアは弱いです。
VISAカードを選んだ場合のメリット
今度はVISAにするとどんなメリットがあるのか?
私が見て感じたメリットは次の通り!
2.新興国中心に利用者増
3.アメリカでは超使える
4.使えるお店が日本ではMASTERよりも多い
5.VISA認証サービスが強力
このようになります。
それぞれVISAのメリットを見ていきましょう!
世界シェア圧倒的にナンバー1
まず確固たるメリットは世界1位という事です。
1976年にできたMASTERよりも新しい会社でしたが、1位を取る戦略を実践して今では世界のクレジットカード保有者の内48.5%がVISAのユーザーになります。
強大な帝国を築いており、世界中に根を張りクレジットカード市場を牛耳っております。
今後何年間も他の追随を許さないでしょう。
このレベルになるとマイクロソフト、Google、Apple、amazon、トヨタ、のような世界シェアトップになるので誰も追いつけないぜ!
新興国を中心の利用者増
VISAのすごい所は新興国を中心に現在も会員数を伸ばしている事です。
2017年のカンボジアの取引総額が2018年には30%増になる等、めざましい発展を遂げているのです。
今後もアフリカ等の発展途上国で浸透する事が予想されており、世界人口73億人の内16億人が利用するだろうと予想しています。
まさに地球規模の決済方法と言え、6人に1人がVISAを持つ時代もそう遠くは無いでしょう。
上の写真はわしが南米のペルーで食事した時のレストランだが、問題なくVISAで払えたぜ!
アメリカ圏内ではほぼどこでも使える
VISAの素晴らしい所はアメリカ圏内の国であれば使えない場所は無いという位、小さな町の小売店や露店から地元のカフェや自由の女神の入場料まで幅広く使えます。
下の写真はアメリカのニューヨークですが完璧にVISA1枚で支払いOKです。
最近ではアメリカと対立を辞めて国交回復したキューバにも行きましたが、もう既に浸透しておりバンバン使う事が出来ました。
旧車タクシーがありますがこれもdカードのVISAで払えます!
面白い事にMASTERに対応していないとの事、やはりアメリカ圏では最高の知名度ですね。
逆にこれが東欧の発展途上国だとVISAが使えないのでMASTERとかになるんです。
面白いもので両社共に競合しないように上手く地域ごとにパイを分けている感じがしますね。
デビットカードができたらVISAが良い
VISAのメリットの1つとしてデビットカードに強い事です。
デビットカードとは銀行口座の預金残高をカードに紐付けして、買い物する度に直接銀行預金の残高を使って支払う方法です。
こちらなんとMASTERは日本国内では1枚も発行していないのです。
日本ではVISAとJCBのみになります。
ただ、現在dカードにはデビットカードは付いていません。
dカードの支払い方法は通常のクレジットカードとしての使い方、電子マネーのiD、そしてdカードプリペイドカードだけになります。
ここに4つ目として将来デビットカードが実装された場合MASTERはやっていないのでVISAを持っている人だけが使えるようになるでしょう。
あくまで予想ですが、VISAのデビットカードの実績も世界一なので実現するかもしれません。
VISA認証サービスが強力
VISAの素晴らしい点はVISA認証サービスが強力な点です。
これは独自のセキュリティシステムでVISAブランドのクレジットカードで買い物をした際に、「Vpassパスワード」または「ワンタイムパスワード」を入力する事で本人認証を行うサービスのことです。
ワンタイムパスワードとは60秒ごとに破棄されるパスワードで、これを使う事によりスキミング、不正利用、紛失、盗難のリスクを防ぎます。
日本ではまだ良いもののブラジルや中国など治安が悪い国や地域では、クレジットカード情報が盗まれたり不正利用のオンパレードです。
私のようにスペインで強盗に遭った事もあるので何が起きるか分かりません。
万が一パスワードがバレて利用された場合でも、申し出から60日前まで遡り補償してくれるのです。
え?この認証サービスは本当にVISAだけなの?
そうなんじゃ!MASTERにもMASTERCARDSequreCodeなるものがあるがあれよりも強いと言われておる
ちなみに様々な発行会社が導入しているぜ!
dカード、エポスカード、りそなカード、三井住友VISAカード、楽天カード、九州VISAカード、MUFGカード、セディナ、JP BANK カード、JAL国内線、ビューカード、TS CUBIC カード…等々多数
このように高いセキュリティ制が評価されて多くの発行会社が取り入れているんじゃ!
VISAカードを選んだ場合のデメリット
無敵の世界ナンバー1ブランドのVISAですが、実はデメリットもあるので見てみましょう。
やはりヨーㇿッパで弱い点です。
ATMが無さ過ぎてフランスの街中を歩いた結果、明らかに移民が集まる地域にあり危険性を感じました。
見て下さい!
実際にその時私がATMの前で撮影した写真がこれ!
ヨーロッパ旅行中にATMでVISAが使えなくてここでやって使えました。
どうやらイスラム系の移民のエリアでジロジロ見られて警察もおらず、彼らの中にもし悪い奴がいたら強盗されるんじゃないかとビビってました。
やはり他のカードでMASTERブランドも持っておくと良いです。
また、日本では首都圏で必要なsuicaにチャージできない事。
そしてApplePayのオンライン決済対応をしていない事や、スマホでApplePay対応のアプリにも課金できない点は何かと不便です。
ただし逆に言えばこのようなデメリットを除けば死角無しです。
私個人ではVISAでも良いとは思いますが、もしヨーロッパに旅行に行くのであればMASTERにしておくか、補助で1枚持っていくと良いでしょう。
デメリットはヨーロッパで使えるお店やATMが少ない点、そしてApplePayやsuicaの問題だけなのね!
VISAは電車に乗らないとか、iPhoneを使わないという人なら全然問題なしだぜっ!
dカードのVISAとMASTERの共通点とは?
VISAとMASTERにはとある共通点がいくつかあります。
その内容が次の通りでした!
・間違いなく世界で戦える(使える)
この2点です。
まず1つ目はVISAもMASTERも自社でクレジットカードを発行していません。
どういう事なのかというと、dカードに限らず、楽天カードやエポスカード、amazon mastercardなど他社が発行するクレジットカードにブランドとして存在するだけです。
両社とも世界で自社で発行しているカードはありません。
ちなみに日本の国際ブランドであるJCBはJCBカードWを発行しています。
またVISAもMASTERも世界220ヶ国で利用でき、エジプトやトルコ、インドネシアやミャンマーでも使えました。
新興国は現地の紙幣に信用力が無い為、むしろクレジットカードが広がりやすいです。
先日私がインドネシアのバリに旅行に行った時のレストランもVISAで払いました。
キャッシュレス化は日本よりも進んでいるので海外旅行では支払に困りません。
最近では中国の銀聯カード、そしてダイナースクラブやアメックスのような富裕層向けカードもありますが、まだまだこの2大勢力に打ち勝つ事が出来ないでしょう。
日本のJCBは残念ながら足元にも及びません。
まとめ!dカードは特例が無ければVISAでOK
ここまで読んで最後にVISAとMASTERの2つを最後にまとめるとこうなります。
・VISA認証サービスでセキュリティ面はVISAが強い
・アメリカに行くならVISA、ヨーロッパならMASTER
・日本で対応店はVISAが多い
以上の結果になりました!
もうおまえVISA信者じゃんと言われるかもしれませんが、実際に勝ると考えているので仕方ありません。
ただし他に特例がある人はMASTERを選びましょう。
dカードで国際ブランドをMASTERにすべき人は次の条件を満たす人です。
・ヨーロッパに行くことが多い
・MASTERが好き
この条件に当てはまるならdカードはMASTERで十分!
そしてここまで読んでもしあなたが国際ブランドを変更したいという事であれば、一度解約するしかないので別記事で解約方法を書いているので合わせて読んでみて下さい。
最後に、ぶっちゃけ最終的にはどちらの国際ブランドを選んでも困ることは無いでしょう。
2つ共地球規模のブランドなのであなたのdカードも大活躍します。
dカード GOLDにすればダントツでお得になる
最後に!
あなたがdカードでドコモユーザーなら是非お伝えしたいことがあります。
今回dカードのVISAとMASTERの違いを見てきましたが、1つだけ勘違いする人もいます。
それが国際ブランドのVISAやMASTERを持っていると海外でもバンバン大活躍するのではないか?という事です。
しかし国際ブランドが付いているからといっても、dカードが大活躍するわけではありません。
クレジットカードの特徴、性能は国際ブランドではなく、そのカードの特徴で決まるものです!
そこでさらにお得に使いたいのであればdカード GOLDを持つと、VISAやMASTERのブランド力に加えて超お得になります。
私自身もdカード GOLDを愛用していますがこのカードは本当スゴイ!
その内容はザっと次のようになります。
・ケータイ故障時に10万円補償
・家族2人追加して家族カードを持つと30万補償
・海外・国内旅行保険が強力
・入会特典で最大円相当のiDキャッシュバックがもらえる
この中でも特にド目立ちなのは、ドコモユーザーであれば、ケータイ料金とドコモ光料金の10%を毎月dポイントで還元してくれる点です!
カードを持つ事で年会費が10,000円(税抜)かかりますが、この10%還元のおかげで毎月10,000円以上使う人は月1,000円相当のdポイントがもらえます。
毎月10,000円以上あなたが使うのであればお得な事を別の記事でも詳しく書いています。
そしてケータイが壊れたり紛失盗難時の補償が10万円、家族2人を家族カードで追加すると合計30万円補償になります。
また海外で利用するときに死亡後遺症保険が最大1億円付くのもポイント!
これなら海外利用に弱いdカードも一気に使いやすいカードへ化けます。
まさにドコモユーザーであれば最強にお得になるのです。
私もドコモユーザーですがこれ1枚でかなり助かっています。
今なら入会キャンペーンの特典で最大円相当のiDキャッシュバックがもらえるのも嬉しい点でしょう。
審査はゴールドカードでも比較的通りやすいカードになっています。
あなたもドコモを使っているのであれば、やるやらないは抜きにしてとりあえずどんなカードなのか?一度見ておくと良いでしょう。
2024年12月最新の情報
コメント
なんか最初のVisaとMasterの特徴の文章が変?
Masterはヨーロッパでの支払いに強いのに、番長はヨーロッパでは使い物にならない、とか。
これからクレカを作ろうと考えてる初心者ですが、単純に逆なだけでしょうか。
これは失礼!
ご指摘の通りです。
ヨーロッパ=Masterが強い
アメリカ=VISAが強い
に直しておきました。