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郵便局の私書箱の使い方は?メリットや申し込み方法を徹底解説!

私書箱について徹底解説 郵便・宅急便・宅配便

郵便局で申し込めるサービスの1つである「私書箱」。

全国24,000局以上の郵便局で利用でき、活用すると便利なサービスの割には料金無料であり、誰でも申し込むことができます。

あなたの元に毎日大量に郵便物が届いてたり、自宅に郵送物が届いてほしくない人にとっては、助け舟のようなサービスになるかと思います。

また、私書箱宛ての住所を使うことで、ヤフオクやメルカリで落札者に本当の住所を教えずに済むので、プライバシーも守られます。

「私書箱ってどんなサービス?」

「どんなシステム?役に立つの?」

「申し込み方法や利用条件は?」

今回は私書箱の仕組みや申し込み方法、メリットデメリット、有効活用方法などについて徹底解説していきます。

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私書箱は郵便局に設置できる受け取り箱

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私書箱は、郵便局に設置された鍵付きのロッカーのことです。

このロッカーに毎日届く郵便物を収納してもらい、後でまとめて受け取りに行くことができます。

つまりは「郵便局に設置できる自宅とは別のポスト」ということです。

私書箱の利用条件について

郵便局の私書箱を利用するには、一定の条件を満たす必要があります。

・おおむね毎日、郵便物等の配達を受ける方

・私書箱を六カ月以上使用する方

・郵便物等を遅滞なく受け取ることができる方

つまりは毎日郵便物が届いていなければOKです。

しかし、頻繁に郵送物が届く上体でなければなかなか利用許可が下りないので、かなり厳しい条件だと言えるでしょう。

上記の条件さえ満たせば、法人個人問わず利用審査を申し込むことができますが、業務目的ではない個人の利用は認められないとされています。

私書籍を利用する上でのメリット

郵便物を最速で受け取れる

当日に届くはずの郵便物は私書箱に収納されるので、速達の郵便よりも早く回収することができます。

自分で受け取りに行くので、書留などを待つ必要もありません。

午前中に郵便物を受け取りたいという会社や企業では、すぐに回収できるという理由で私書箱が活用されています。

配達物の誤配や盗難がなくなる

郵便物は私書箱に直接届けられるので、配達員による万が一の誤配が無くなります。

また、届いた郵便物は私書箱で保管されることになるので、自宅に届けられるよりも盗難リスクがグッと減ります。

マンションやアパート住まいだった場合、自宅のポストが共有フロアに設置されていることもあるので、セキュリティ面が問題になりがちです。

私書箱は鍵付きロッカーなので、そのような不安は無くなります。

宛先住所を私書箱に設定できる

私書箱への宛名は「私書箱○○号」となります。

これにより本来の住所を晒す必要が無くなり、会社や個人宅が特定されなくなります。

ネットで調べればGoogle Earthなどで外観まで立体でわかってしまう時代なので、これが嫌だという人にとってカモフラージュになります。

私書箱があるというのは、言わばもう1つの住所を得た状態です。

家族に知られたくない郵便物を受け取れる

私書箱に届けられるということは自宅に届かないので、家族に知られたくない郵送物を受け取るのにも便利です。

特に自営業で自宅がオフィスだった場合、業種によっては同居人に見られたくない郵送物もあると思います。

そういったバレ防止のために利用する人も多いみたいです。

私書箱を利用する上でのデメリット

ロッカーに空きが無ければ利用できない

私書箱は郵便局に設置されたロッカーを利用することになるので、当然空きスペースが無ければ使えません。

日本郵便が管理する利用料金無料サービスなので、最寄の郵便局の私書箱は空いてないことも珍しくありません。

あるいは設置スペースの問題から、私書箱自体が存在しない郵便局もあります。

各郵便局に問い合わせれば私書箱の状態を確認できるので、以下の郵便局検索サイトで検索して、電話で直接確認してみてください。

郵便局検索ページ

届いたものは直接取りに行かなければならない

郵便局の私書箱に届いた郵送物は、その足で直接回収する必要があります。

最寄の郵便局にロッカーの空きが無いからといって遠くの郵便局で設置してしまうと、その都度受け取りに行くのに時間がかかってしまいます。

頻繁に受け取るくらいの郵便物の量であれば、なるべく負担にならない距離の郵便局に設置することをオススメします。

収納してもらえるのは郵便物のみ

私書箱に収納されるのは郵便物のみであり、クロネコヤマトなどの宅急便で届くものは収納されません。

私書箱のメリット・デメリットまとめ

※郵便局の私書箱の特徴とメリットまとめ

・ハガキや懸賞などが日々届く企業向けサービス

・申請料金や利用料金は無料

・大量の郵便物を保管でき、すぐに受け取れる

・郵便物の誤配や盗難の心配が無くなる

・個人でも業務目的での利用は可能

・家に届いてほしくない郵便物を留められる

※郵便局の私書箱のデメリットまとめ

・申し込みに書類提出と審査が必要

・ロッカーが空いていない可能性がある

・郵便物は直接取りに行く必要がある

・貯め込み不可(早めに回収する必要あり)

郵便局の私書箱に申し込む方法

以下、私が郵便局に直接問い合わせて実際に私書箱に申し込んでみた手順を書き残しておきます。

基本的にどの郵便局でもこの手順通りになると聞いたので間違いはありません。

①私書箱のスペースに空きがあるかチェック

まずは最寄の郵便局の私書箱が空いているかどうか?設置しているかどうか?これを確認しましょう。

最寄の郵便局は下記サイトにて検索できます。

郵便局検索ページ

聞き方は簡単。電話もしくは窓口に問い合わせて、

「私書箱を利用したいのですが空きはありますか?」

と一言言うだけでOKです。

②私書箱への申し込み書類を作成する

スペースが空いているのを確認できたら、申し込み書類に記入して提出します。

申し込み書類は以下の方法で用意します。

・郵便局窓口で受け取る

・ネットで申請書を印刷する

実際の申込書(郵便私書箱使用承認請求書)はコチラ↓

私書箱の申込書その1

私書箱の申し込み書その2

一番簡単なのは窓口で受け取る方法ですが、郵便局に行く手間が増えます。

印刷ができるのであれば、ネット上から申し込み書類をダウンロードできます。(下記サイト)

申請書ダウンロードサイト

ここで様式60の【郵便私書箱使用承認請求書】をA4規格で印刷します。

その後は用意した申し込み書類に必要事項を記入します。

・請求者(代表者)氏名と印鑑

・使用開始予定年月日

・使用期間

・生年月日

使用期間はいつまで利用するか決まっている場合のみ記入します。(私書箱は前述の通り、6ヶ月以上の利用が条件)

生年月日は請求者(代表者)のものを記入します。

③郵便局へ提出する

郵便私書箱使用承認請求書に記入したら、郵便局へ提出します。

申し込みの際には必ず、私書箱を使いたい郵便局に持ち込む必要があります。

利用したい郵便局Aが家から遠いからといって、最寄の郵便局Bに提出すれば良いというものではありません。

また、書類とは別に身分証明書を提出するように求められるので、運転免許証などを持参するようにしましょう。

参考⇒本人確認書類としてご利用可能な証明

④審査をしてもらう

以上、申し込み書類に記入して問題が無ければ受理してもらい、審査が始まります。

審査は約1週間掛かり、審査期間中の郵便物量が調査され、その期間中に一定量以上の郵送物が届くかどうかがチェックされます。

この審査に通れば、晴れて私書箱が利用可能となります。

⑤郵便局で鍵を受け取る

審査が通ったら郵便局へ行き、私書箱ロッカーの鍵を受け取ります。

この際、借用書の手続きもその場で行います。

すべて終われば後日から郵便物が私書箱に届けられるようになります。

郵便局の私書箱のその他疑問や豆知識

利用に年齢制限はある?

私書箱に年齢制限は無く、審査に通れば未成年でも利用できます。

その日、私書箱に郵送物が届いているかはわからない

私書箱に郵送物が届けられても、それを通知してもらうようなサービスは一切ありません。

郵便局に電話しても、これは教えてもらえないはずです。

私書箱を利用するような状況なら、毎日郵便物が届くはずなので問題は無いと思いますが、何も届いていない日は郵便局まで行くのが骨折り損となります。

鍵を紛失した場合はどうなる?

私書箱のロッカーの鍵を紛失した場合、鍵交換費用として約5,000円が請求されます。

無くさなければ私書箱を利用する期間中は無料です。

この値段設定は郵便局によって異なると言われています。

郵便物はすべて私書箱に入れられてしまう

私書箱の住所に出されたものはもちろん、請求者(代表者)の住所に出されたものもすべて私書箱に届けられます。

自宅を自営業オフィスにしていた場合、私的な手紙(結婚式状や年賀状など)も私書箱に詰められてしまいます。

さらに同居する家族などに宛てられた手紙も、私書箱を利用中の代表者の住所宛ての郵便物もすべて私書箱に入れられるので注意が必要です。

大事な手紙を見逃さないためにも、毎日郵便局で回収するようにしましょう。

郵便局によって審査の通りやすさの違いはある?

郵便局によっては私書箱の審査の通りやすさは違うみたいです。

「街の中心の大型郵便局は、個人では審査が通りにくい」

「住宅地にある郵便局の私書箱は審査に通りやすい」

と言われていますが、実際の基準は一般人には知りえません。

しかし、私書箱の利用申請するだけはタダなので、いちかばちかで申し込んでみても良いと思います。

私書箱の審査に通りやすくなる裏技

実際に試したことはありませんが、私書箱の審査に通りやすくなる裏技があります。

要は毎日郵送物が届けば良いので、審査期間中に手紙を毎日届くようにするだけです。

手紙が毎日届くように見せかけるやり方として、以下のような方法があります。

・手紙が届くサービスを利用する

・手紙を知人に送ってもらう

・自作自演で手紙を自分に送る

私書箱があまり利用されていない郵便局だったり、そもそも審査がザルなところであれば、この方法は使えるかもしれません。

ただし、私書箱開設後の郵便物が届く頻度によっては、郵便局から指導が入る可能性もあります。

郵便局以外の私設私書箱について

郵便局の私書箱は信頼性が高い上に無料で利用できるので、空きが無いということも珍しくありません。

そこで別に候補になるのが、一般企業が設置している私設私書箱です。

私設私書箱は郵便局の私書箱と同様に、住所を借りて郵便物をそこへまとめて届けてもらえるように設定できます。

さらに、民間宅急便の荷物も保管してもらえるので、人によっては郵便局の私書箱よりも便利だったりします。

ただし、郵便局と違って利用料金がしっかり掛かるので、サービス料金と相談してから使うかどうか決めてみてください。

なお、私設私書箱検索サイトなるものも存在しますが、どこも最新ではないので自分で検索した方が見つかります。

(Google検索で【私設私書箱+地名】で検索推奨)

毎日郵便物が届くなら私書箱を利用しよう

手紙や郵送物が多く届くような企業では、私書箱は当たり前のように利用されています。

特別な仕事をしていたり、最近企業したばかりで郵便物がわんさか届く!そんな時は私書箱サービスが利用してみてください。

まずは近くの郵便局に問い合わせてみましょう。

郵便局検索ページ

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